NETFLIX『アフター -壊れる絆-』【感想】


VOLTAGE Pictures

この映画は、アナ・トッドが妄想全開でハリー・スタイルズとの恋愛を描いた同名小説が基になっています。
なので、基本的にテッサ=アナ・トッドと考えてさしつかえないと思います。少なくとも、私はそう思って見ました。

1作目の話になりますが、小説『アフター』を映画化するにあたって、最初にその権利を買ったのはパラマウントでした。
しかし著者であるアナ・トッドの「自由に作りたい」という意向を受けてパラマウントは権利を返し、結局Aviron Picturesが買い取ることになりました。

つまり、アナ・トッドが自身の考えを映画に反映させるには、パラマウントは大きすぎるということだったのでしょう。

結果、『アフター』は1,400万ドルの制作費に対して、5,400万ドルの興行収入を上げることが出来ました。
これを受けて制作されたのが、二作目にあたる『アフター -壊れる絆-』です。

ちなみに『アフター -壊れる絆-』の現在の興行収入は、4,200万ドルとなっています。
(制作費は分かりませんでした)

変更点

当初、アナ・トッドが推したハーディン、テッサの配役はザック・ローリグとインディアナ・エヴァンスでした。

しかし、テッサ役に決まったのはジュリア・ゴルダニ・テレス。のちに直前になってジョセフィン・ラングフォードに変更になりました。ハーディン役は、ヒーロー・ファインズ=ティフィンです。

一作目から二作目で変更されたのは、まず監督です。ジェニー・ゲイジからロジャー・カンブルに代っています。
この点は、作品が女性視点から男性視点に変わったと言ってもいいかもしれません。
ナレーションも、テッサからハーディンに代わってますからね。

そして大きいのが、二作目は原作者自身が脚本を書いたことです。
アナ・トッド曰く、「小説に忠実に書き上げることが出来て、超ハッピー!」だそうです。
つまり、この二作目が原作者アナ・トッドが真に思い描いていたものになっているわけです。

一作目と比べて、どことなくハーディンのキャラ設定が変わったと感じるのは、このせいかも知れません。
一作目の鋭い感じから、二作目では妙に弱弱しくなったというか、「テッサ~テッサ~」ですから。そして、性描写がやりすぎてます。

そのため、レーティングがPG-13からRへ変更になっています。

一作目では、テッサの心の変化に重点が置かれて描かれていましたが、この二作目に関して言うと、ビジュアル的(セクシャル)なインパクトに重点が置かれているように感じました。

ハーディンのトラウマも、父親とのいざこざも、ハーディンと性に目覚めたテッサの度重なるセ***シーンに比べれば、ぶっちゃけどうでもいいお話です。

そもそもこの映画、ターゲットはティーン女子のはずなのですが、彼らにハーディンとテッサのセ***シーンを何度も見せつけてどうしようってんでしょう。
シャワーでのセ***シーンなんて、まんまポ**ですよポ**。

度が過ぎる妄想を、表に出しすぎた結果がこれです。

また二作目では、キャストも若干変更になっています。

ケン・スコット役は、ピーター・ギャラガーからロブ・エステスへ。
カレン・スコット役は、ジェニファー・ビールズからカリマー・ウェストブルックへ。

キャンディス・キング、チャーリー・ウェバー、カリマー・ウェストブルックはアナ・トッドが要求したキャスティングでした。

正直なところ

何故この映画を見たかというと、一作目もそうですが単にジョセフィン・ラングフォードが可愛かったからです。ただそれだけ。ほんとそれだけ。

それにしても、あのセ***シーンはジョセフィン・ラングフォードには合っていませんでしたね、ルックス的に。
ジョーイ・キングやアニャ・テイラー・ジョイ、またはルーシー・ヘイルやマッケンジー・フォイなんかに置き換えたとしてもアウトです。
オデイア・ラッシュやマヤ・ホークあたりならギリセーフな感じがします。(あくまで個人的な見解です。)

続編の話

『アフター』のファンの方々(アフタネーターと呼ぶらしい)は、続編があるのかないのか気になるところでしょう。

実は、3作目『After We Fell』と4作目『After Ever Happy』は、既に撮影が始まっています。
『キスから始まるものがたり』と同じで、2本分を一気に撮影することになっています。

3・4作目は、監督がカスティル・ランドンに代わります。
また、コロナの影響や、それにともなって撮影場所をアトランタから東ヨーロッパに変更したため、数人のキャストが変更になっています。

分かっているのは
ランドン役が、シェーン・ポール・マクギーからチャンス・ペルドノへ。
キンバリー役が、キャンディス・キングからアリエル・ケベルへ。
クリスチャン役が、チャーリー・ウェバーからスティーブン・モイヤーへ。
キャロル役が、セルマ・ブレアからミラ・ソルヴィーノへ。
(セルマ・ブレアは、多発性硬化症の診断を受けましたが、2作目の撮影を完了することが出来ました。)
新キャラのロバート役には、カーター・ジェンキンスです。

おまけ

ヒーロー・ファインズ=ティフィンとジョセフィン・ラングフォードは、付き合っているのか?

答えは、No.

実際に超仲がいいのは事実のようですが、付き合ってはいません。
ちなみに、今作『アフター -壊れる絆-』に映る2人のキスシーンのうちの1つは、アドリブだったそうです。

じゃあ、ヒーロー・ファインズ=ティフィンの彼女は誰かというと、いない(もしくは、いたとしても完璧に隠されている)というのが正解のようです。

今年の2月にChanal Benjilaliというモデルがヒーローと寄り添うビデオをインスタに投稿(あとで削除)して大騒ぎになりましたが、「ヒーローは、誰とも付き合ってない」という火消しもあって、結局真実は闇の中です。

公式には、2019年のインタビューで「今まで彼女と呼べる女性は、いなかった」と発言。今年のインタビューでは、健全な関係には「正直さ」を求めているといっていました。

一方、ジョセフィン・ラングフォードはどうかというと、プライベートをほとんど明かさないので、彼氏がいるのかなんてことは全くわからない、が正解です。
噂になるのは、ヒーロー・ファインズ=ティフィンとだけです。
でもそれは、公の場で否定されちゃってますからね、残念です・・なにが・・。

では、このへんで。


3作目『After We Fell』の話(7/30/2021)

このシリーズの3作目『After We Fell』は、2021年9月30日に北米で劇場公開される予定になっています。
ということは、年内にネットフリックスjpで配信されるんじゃね?というのが現在の大方の見方となっています。