イアン・サマーホルダーは『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で171エピソードもヴァンパイアを演じてきたのに、まだ足りないのかと思って見たら、ただの人間役でした。
- 2019年アメリカ
- 配信:NETFLIX(オリジナル)
- 音声:英語・日本語
- 字幕:英語・日本語
#1 病に倒れ

南極の研究施設で謎のウィルスに感染してしまったルーサー(イアン・サマーホルダー)と親友のマイケル(エイドリアン・ホームズ)。
帰国後の検査では何の異常も見つからず、2人とも帰宅の許可が下りますが、次第にマイケルの様子がおかしくなり・・
イアン・サマーホルダーといえば
誰もが思いつくのが『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のデイモン・サルヴァトーレ役ですね。その前は『LOST』のブーン役でしょうか。
イコールヴァンパイアの印象がやたら強いイアン・サマーホルダーですが、今回の役どころは、ヴァンパイアと戦う医者です。
そして今作では、エグゼクティブ・プロデューサーとしても参加しています。また、エピソード9の監督もしているようです。
メガネをかけた姿は、それなりにインテリジェンスを感じさせるので、ニーナ・ドブレフと付き合っていた頃の彼のイメージは脇に置いて鑑賞することにしましょう。
人類が滅亡するのは
惑星の衝突でも核戦争でもなく、南極の氷の中に存在する未知の病原体によってである。ルーサーは講演で、将来南極の氷が溶けることによって拡散されるであろう、これらの不治の病原体に対抗するために協力を呼びかけました。
これは、実際問題おおいにありえる話ですよね。現在確認されている病原体も、日々進化しているのか、はたまた突然変異なのか知りませんが、スーパー淋病だかスーパーヘルペスだかスーパークラミジアだかありますからね。
で、今回南極の研究施設でその未知の病原体を発見したようなのですが、連絡が途絶えてしまいます。
そこでルーサーに南極へ行ってくれと頼んできたのは、(いかにも裏でなにか企んでそうな顔した)ランシング博士(ナイジェル・ベネット)。
絶対お前悪いやつだろ、と初見の雰囲気で決めつけてしまいましたが、実はいい人だったらごめんなさい。
ルーサーは
ピンピンしていますが、マイケルは、自分が徐々に変わっていくのを感じています。味覚が変わり、耳が鋭くなり、そして恋人の首筋に噛み付く幻覚まで見るようになります。
まあ、性癖として相手に噛み付くのは全然ありですよね。場所によって全然感覚が違うんですよ。私が一番気に入っているのは、ふ・・・このへんでやめておきましょう。
で、気がつくとマイケルはバーテンダーの女性の死体と一緒にいます。本人は殺っていないと言い張っていましたが、多分殺っているでしょう。
記憶がないのは、まだ完全体になっていないからだと思われます。
それにしても、ルーサーはなぜ変化しないのか、もうそろそろおかしくなってきてもいいんですが。
一方で警察から情報を買取り
ネットに公開している、ケイリー(ジャッキー・レイ)。知る権利がどうのとか言ってますが、結局はお金儲けの建前に使っているだけの言葉です。
たぶん、ろくな死に方しないでしょう。
とは言っても
まだ1話しか見ていないので、先のことは全くわかりません。登場するキャラクターも割と多めですしね。
この1話目で分かったことといえば、プリオンがどうのこうのと、今作のヴァンパイアが化け物系だということぐらいでしょうか。
■■■イアン・サマーホルダー Ian Somerhalder■■■
image:IMDb.com, Inc.
1978年12月8日アメリカ・ルイジアナ州生まれ
妻はニッキー・リード
「Ian Sommerhalder Foundation」を設立し慈善活動にも積極的。
2014年,2015年『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でピープルズ・チョイス・アワード受賞
2010年~2015年 『ヴァンパイア・ダイアリーズ』 でティーン・チョイス・アワード受賞
2006年『LOST』で全米映画俳優組合賞受賞
など全14賞受賞
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』
『LOST』など
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