最近頑張っているU-NEXTでは『レガシーズ』や『ヤングシェルドン』などに続いて、この『Killing Eve』Season1も月額プランで独占配信中。舞台裏特典映像のおまけも付いています。
(本ページの情報は2019年12月9日時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。)
- 2018年
- アメリカ・イギリス・イタリア
- 配信:U-NEXT(独占配信)
- 音声:英語・日本語
- 字幕:日本語
#1 その顔、すてき

ロシアの政治家の暗殺に成功したヴィラネル(ジョディ・カマー)。しかしその目撃者が生きていることをコンスタンティン(キム・ボドニア)に指摘されます。事故に見せかけて殺してこいと指示され、目撃者の入院先に向かいます。
一方その目撃者の警護を手配したMI5のイブ(サンドラ・オー)は、独自捜査のために目撃者に会いに行きます。
サイコな殺し屋と
それを追う捜査官の話。別に珍しくもなんともないネタですが、そこにユーモアを取り入れるためにオファーされたのが、フィービー・ウォーラー・ブリッジ(『フリー・バッグ』)です。
『フリー・バッグ』でエミー賞のコメディ3部門を受賞。この『キリング・イブ』では全エピソードにエグゼクティブ・プロデューサー、クリエイターとして参加し、このエピソード1でエミー賞の脚本賞にノミネートされています。
でまあ個人的に思ったのは、一話目なのにユーモアのエッセンスを垂らし過ぎたんじゃないかと。
コメディードラマにするつもりはないと思うので、基本的には緊迫した流れの中で、フッと息を抜けるタイミングを入れるためのものですよね。
なので、フフッでいいのに、フフッ・・フフッ・・フフッ・・フフッって。ちょっと入れ過ぎかな。
イブとヴィラネルは
正反対のキャラクター設定がされているようです。
イブは結婚していて周りに人がたくさんいるが、ヴィラネルはボッチ。
イブは仕事に不満を持っているが、ヴィラネルは楽しくてしょうがない。
イブは地味だが、ヴィラネルは派手。
特典映像で語られていますが、イブとヴィラネルで照明の明るさまで変えているそうですよ。
話を戻しますが
イブは、ロシアの政治家の暗殺方法に感心し、自分の足にナイフを刺してみちゃったりするので、ちょっとこいつもあれなんじゃないかと思えたりもしますが、少ない情報から犯人が女であると見抜きました。
最近『クリミナル・マインド』を見まくっていて、JJに見惚れる毎日ですが、イブもそれなりの能力を持っているようです。
一方のヴィラネルは、あのムッチリ感にもかかわらず、排水管を伝って華麗に外壁をよじ登ったり、スーツケースに身を隠したりと、身体能力的にもかなり優秀な殺し屋のようです。
そして何よりも、ヴィラネルがターゲットを殺った瞬間の表情にゾクッとします。まさに、快・感・・といった感じでしょうか。
二日酔いでオーディションを受けた女優とは思えない演技力です。
で、肝心の目撃者が
どうなったかというと、きっちりヴィラネルが始末していました。でも事故に見せかけろって指示されていたのに、そこにいた人たちを皆殺しにしちいましたね。我慢できなかったのかな。
この一件のせいで、イブはビル(デヴィッド・ヘイグ)とともにMI5をクビになってしまいます。
なにかピンとくるものがあった
イブとヴィラネル。病院のトイレで顔を合わせたときのことです。この時点では、まだお互いが誰だか分かっていないはずですが、表情からは何かを感じ取ったことがわかります。
で、とりあえずイブはMI6のおばちゃんが訪ねてきたので、そっちに入るのでしょう。そこから本格始動って感じですかね。
■■■サンドラ・オー Sandra Oh■■■
image:IMDb.com, Inc.
1971年7月20日カナダ・オンタリオ州生まれ
2019年『Killing Eve』でゴールデングローブ賞受賞
2006年『グレイズ・アナトミー』でゴールデングローブ賞受賞
など全24賞を受賞
『グレイズ・アナトミー』など
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