2023年にアメリカで公開された映画の年間興行成績ランキングです。
ランキングは北米市場での興行収入を基にしています。
アメリカで公開されていないもの、2022年から継続して公開されているものは含まれていません。
10位『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』
- 配給:AMC Theatres Distribution
- 公開日:2023年10月13日
- 米興収:180,000,000ドル
- 米外興収:71,000,000ドル
過去最高収益を上げている自身のツアーを題材にしたコンサート映画です。
コンサート映画ジャンルでは、なんと歴代ナンバーワンの興行収入を獲得しています。
9位『Sound of Freedom』
- 配給:Angel Studios
- 公開日:2023年7月4日
- 米興収:184,000,000ドル
- 米外興収:66,000,000ドル
- 監督:アレハンドロ・ゴメス・モンテヴェルデ
- 出演:ジム・カヴィーゼル、ミラ・ソルヴィノ
実話を基に、最も暗い場所にも光を当てる。
冷酷な人身売買組織から少年を救い出した連邦捜査官は、少年の妹がまだ囚われの身であることを知り、妹を救うために危険な任務に乗り出すことを決意する。
一刻の猶予もない中、彼は仕事を辞め、コロンビアのジャングルの奥深くへと旅立つ。
という内容のようです。
8位『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
- 配給:Lionsgate
- 公開日:2023年3月24日
- 米興収:187,000,000ドル
- 米外興収:246,000,000ドル
- 監督:チャド・スタエルスキ
- 出演:キアヌ・リーブス、ビル・スカルスガルド、ドニー・イェン
このジョン・ウィックシリーズのすごいところは、続編が出るたびに興収が爆上がりしていること。
米興収/世界興収をみると
『ジョン・ウィック』44,000,000ドル/88,000,000ドル
『ジョン・ウィック:チャプター2』92,000,000ドル/172,000,000ドル
『ジョン・ウィック:チャプター3 パラベラム』171,000,000ドル/327,000,000ドル
『ジョン・ウィック:チャプター4 コンセクエンス』187,000,000ドル/433,000,000ドル
となっています。すごいでしょ。
ところで、期待の今年公開予定のフランチャイズ作品『Ballerina』では、アナ・デ・アルマスが殺し屋を演じていますね。キアヌ・リーブスもサポートで出演しています。
また、『ジョン・ウィック:チャプター5』の開発も進んでいるようで、楽しみが尽きませんね。
7位『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
- 配給:Walt Disney
- 公開日:2023年2月17日
- 米興収:215,000,000ドル
- 米外興収:249,000,000ドル
- 監督:ペイトン・リード
- 出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、キャスリン・ニュートン
スコット・ラングとホープ・ヴァン・ダイン、ホープの両親であるハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダイン、
そしてスコットの娘キャシーが、偶然にも量子界に飛ばされてしまったそうです。
6位『リトル・マーメイド』
- 配給:Walt Disney
- 公開日:2023年5月26日
- 米興収:298,000,000ドル
- 米外興収:270,000,000ドル
- 監督:ロブ・マーシャル
- 出演:ハリー・リン・ベイリー、ジョナ・ハウアー=キング、ハビエル・バルデム
世界で最も美しい声を持つ人魚姫はアリエル。
5位『オッペンハイマー』
- 配給:Universal
- 公開日:2023年7月21日
- 米興収:326,000,000ドル
- 米外興収:629,000,000ドル
- 監督:クリストファー・ノーラン
- 出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、フローレンス・ピュー
『オッペンハイマー』は、世界初の原子爆弾を開発したロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画です。1926年の学生時代から始まり、第二次世界大戦中の原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」を主導する様子を描いています。
人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問う内容となっています。映画化の原案は、2006年にピュリッツァー賞を受賞したノンフィクション「原爆の父」です。
4位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
- 配給:Walt Disney
- 公開日:2023年5月5日
- 米興収:359,000,000ドル
- 米外興収:486,000,000ドル
- 監督:ジェームズ・ガン
- 出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン
3位『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
- 配給:Sony Pictures
- 公開日:2023年6月2日
- 米興収:381,000,000ドル
- 米外興収:301,000,000ドル
- 監督:ホアキン・ドス・サントス、 ジャスティン・K・トンプソン、 ケンプ・パワーズ
- 出演(声):シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド
アカデミー長編アニメーション賞を受賞した「スパイダーマン スパイダーバース」の続編で、ピーター・パーカーの遺志を継いだ少年マイルス・モラレスを主人公に、新たなスパイダーマンの誕生を描いています。
2位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
- 配給:Universal
- 公開日:2023年4月5日
- 米興収:575,000,000ドル
- 米外興収:788,000,000ドル
- 監督:アーロン・ホーバス、 マイケル・イェレニック
- 出演(声):クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、ジャック・ブラック
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管を通じて魔法に満ちた世界に迷い込む。マリオとルイージに加え、ピーチ姫、クッパ、キノピオ、ドンキーコング、ヨッシーなど原作ゲームシリーズでおなじみのキャラクターが多数登場します。
1位『バービー』
- 配給:Warner Bros.
- 公開日:2023年7月21日
- 米興収:636,000,000ドル
- 米外興収:804,000,000ドル
- 監督:グレタ・ガーウィグ
- 出演:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ウィル・フェレル
『バービー』は、アメリカの玩具メーカー・マテル社が発売した着せ替え人形バービーを実写映画化。バービーとケンがバービーランドから人間の世界に迷い込むファンタジー作品です。
以上、2023年の全米映画興行成績ランキングでした。