並行して4つも5つも別のドラマを見ていると、頭の中がこんがらがってしまいますが、更にその合間に映画を見るという行為に及んでしまう私は、動画配信サービス各社からVIPな待遇を受けてもいいんじゃないかと思っています。
う、嘘です、動画配信サービス様様です・・
#2 血を分けた友

ヴァンパイアになってしまった妻を殺してしまったルーサー。警察に拘束されて尋問を受けますが、そこに国家安全保障省のクレア(キャンディス・マクルーア)が現れます。
#3 死のために立ち止まれず

ヴァンパイアが増えていく中、レヴェリークスがインタビューしたルーサーの元妻の記事がアップされます。一方、研究室ではヴァンパイアに変異するメカニズムが、徐々に解明されていきます。
国家安全保障省と
協力して研究をすすめることになったルーサー。ちょっと頭のおかしい元妻レイチェル(ニッキー・リード)に邪魔されながらも、着々と研究をすすめていきます。
レイチェルが邪魔するきっかけを作ったのは、レヴェリークスのケイリーですね。ゴシップサイトのエセジャーナリストのような気がしないでもありませんが、まあ100歩譲ってヴァンパイア事件を追いかけて、その記事をサイトに上げるのは良いでしょう。
ただ他人のプライバシーをほじくって、それを晒すのはやっちゃだめですよね。絶対に、ろくな死に方しないですよ。ヴァンパイアに食われるとか。
で、この
作品に登場するヴァンパイアですが、他のヴァンパイアものとは違って、かなり科学的にアプローチされていますね。魔女に魔法でヴァンパイアにされたとか、もともと存在していたとか、そういうんじゃないやつです。
簡単に分かったことを説明すると
太陽の光も十字架もにんにくも効かない。銃弾は効きそうです、ルーサーが火かき棒で殺ったぐらいですからね。
それから、ヴァンパイアに噛まれてヴァンパイアになるわけではない。そもそもこのヴァンパイアは、血の吸い方が結構エグいですよ、クビに噛み付いてチューチュー吸うわけじゃないですから。
クビに噛み付いて、引きちぎってからデュルデュルですから。
ではどうやってヴァンパイアになるかというと、南極でほじくり返したプリオンとかいうのが原因らしいです。ウィキペディアを読んでも意味不明でしたが、一応貼っておきます。
で、そのプリオンに感染すると遺伝子が書き換えられて、ヴァンパイアになってしまうということみたいです。
でもルーサーはヴァンパイアになっていませんよね。それは、特定の遺伝子だかなんだかが、あるかないかの違いらしいです。その特定のやつが特定できれば、治療薬を作れるだろうということです。
そして、現状ヴァンパイアが増えていってますが、その大元をたどると、最初のヴァンパイアであるマイケル・フェインに行き着きます。
では、マイケルからどのようにして広がっていったかというと、
マイケルがなにか触る→そこにプリオンが付く→そこを誰かが触る→プリオンに感染→ヴァ~ンパイア!
ヴァンパイアなので
血が飲みたくなるのは、わかります。でもマイケルは、その欲求を時に抑えることができるようです。
よっしゃ、血ぃす~たろか~と近づいた女性は、目の見えない人でした。そしてその女性とは、会話をしただけで別れました。
そういうのを見ると、ヴァンパイアといえども基本的には人間なのでしょう。ルーサーにお悔やみを言っていたのもその証拠ですし、片っ端からデュルデュルの殺戮者ではないようです。
今後の流れは
見ていないので知りませんが、マイケルのことを知っていると言ったそばから、姉をデュルってしまったダニカ(キンバリー・スー・マレー)に注目したいです。なぜかと言うと、ただ好みだからです。
それと、マイケルを追いかけるもう1つの集団、バイク野郎たち。返り討ちにあいそうな気がしないでもないですが、一応注目です。
■■■キンバリー・スー・マレー Kimberly-Sue Murray■■■
image:IMDb.com, Inc.
1988年11月23日カナダ
受賞:Canadian Film Fest『She Came Knocking』(2017)
NSI Online Short Film Festival 『She Came Knocking』(2017)
ノミネート:1
『シャドー・ハンター』(TV)
『リジー・ボーデン』(TV)など
出演タイトル:43
次作は『The Wedding Planners』
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