シーズン3 #8
野原さん家
スーツに長靴という出で立ちで訪れたのは、農家をやっている野原さん家でした。つなぎを着て出迎えた野原さんですが、芋臭さを微塵も感じさせないところはさすがでした。
野原さんの父から、早速農家の洗礼を受けてしまったバチェラーですが、なんとか乗り切り、というかよく「おうぇ~」ってならなかったと感心しました。野菜嫌いが生の長ネギかじるなんて、一種の拷問ですからね。
家族にバチェラーを紹介している感じが、なんか婚約者を紹介しているように見えてしまいました。そしてこの2人が結婚したらどんな感じになるか、片鱗が見えました。バチェラーのだらしなさに対して、野原さんが説教しているところが想像できます。
田尻さん家
子供と一緒にいる田尻さんは、完全に母親の顔でした。そして3人でいる姿は、将来の理想像なのでしょう。そのためには、田尻さんとの関係以上に子供との関係が重要じゃないかと思うわけです。
そのへんをバチェラー自身もわかっているようで、子供とサシで話をします。しかし、いきなりお父さんができたらどう思う?なんて聞くのはちょっとナンセンスですね。
子供にしてみたら、え、何お父さん?お前がなんの?てかお前誰だよ~!ぐらいにしか思わないでしょう。そして大概の子供は、父兄参観日に親に来てほしくなんかないんです。そして母親が知らない男の人といちゃつく姿なんか見たくないんです。
バチェラーにしてみれば、ちょっとでも自分に懐いてくれる素振りがほしかったと思いますが、子供は正直で、戸惑いしか感じ取ることができませんでしたね。
岩間さん家
実は、結婚して神戸に住むということに納得していない岩間さん。そのことをバチェラーに正直に伝えました。バチェラーに媚びない発言が好印象で、反対意見でも自分の考えをきちんと伝える姿勢が素晴らしいです。
なかなか言えないですよ、好かれたい相手に否定的なことは。しかし、これもバチェラーにとっては好感度アップにつながりました。岩間さんは、これからもっと言いたいことを言っていくスタイルになっていきそうです。折り合いをつけるのに、苦労しそうですね。
水田さん家
家庭のゴタゴタや、ホステスになった理由など、いろいろなことが分かりました。お母さんのフットした時の目つきが少しアレでしたが、それは置いといて、バチェラーは水田さんを見直しているはずです。将来は、1番献身的な妻、母になるんじゃないでしょうか。
予想がついたノーローズ
やはりネックは子供でしたね。いきなり11歳の男の子の父親になるということを、現実問題として実感したのでしょう。そう簡単に覚悟できることじゃないですからね。
仮に子供がもっと小さかったら、結果は違っていたかも知れませんが、実際は1番嫌な年頃ですから無理もないでしょう。
田尻さんは、そうとう湿度の高い恋愛をするタイプに感じるので、彼氏はすぐにできるでしょうが、いざ結婚となるとやはり子供がもっと大きくなってからじゃないときついかな。