シーズン1
#2 炎の魔物/ Some People Just Want to Watch the World Burn
#2 あらすじ
ハイウェイでバスの乗客が丸焦げになる事件が発生。ホープとジョージーは禁止されている黒魔術を使って、そのバスに謎のナイフを持ったランドンが乗っていたことを突き止めます。アラリック、ホープ、ラファエルはランドンを捕まえに行くのだが・・
一方、学校では毎年行われているアメフトの試合が行われます。注目を集めないように毎年”わざと”負けている試合ですが、今年はちょっと様子が違うようです。
#2 感想
謎のナイフを追う者(その1)
その名も「ドラゴン」。
演じているのは「ウォーキング・デッド」コニーでお馴染み?のローレン・リドロフさんです。
シェイプシフターなので華奢な人間の姿をして弱そうに見せていますが、本来の姿はやはりあの飛んで火を吹くドラゴンです。
ここでもナイフの謎は明らかになっていませんが、ランドンの登場と時を同じくして狙われだしたので、何か彼と関係があるのかも知れません。
実は、かつてドラゴンは存在していた
話中では、”ドラゴンは架空の存在だ”、みたいに言われていましたが、私がグーグル翻訳を駆使して調べたところによると、それに関する記述を見つけることができました。
かつてドラゴンは最強と謳われ、その力によって破壊の限りを尽くしていたそうです。そこで、当時の魔女、狼人間、ヴァンパイアが協力して”ゴーレム”を生み出し、その”ゴーレム”によってドラゴンは滅ぼされました。その後、人々から一連の出来事に関する記憶が消し去られてしまったようです。
だいたいこんな感じのことが書かれていました。ということは、存在しないと思われていたものが、また登場してくる可能性がおおいにありますね、アラリックもその辺気になっているようでしたから。
ホープのダークサイド
ホープは、まだヴァンパイアとして覚醒していないので、その非道な残虐性は表に出てきていませんが、それでも父親譲りの遺伝的な性質は、ちょいちょい現れてきています。
例えば、ランドンを学校に招き入れたこと、そしてナイフを盗まれたこと、その結果学校を危険にさらしたこと。すべてに責任を感たホープは、呪いの魔法でランドンを”殺す”ことでけじめを付けようとします。
ただ、ドラゴンに対してトドメを刺すのをためらっていたのを見ると、(直接敵対していたわけではないので)そのへんの理性はまだ効いているようですが、はたして始めから”殺す”つもりだったランドンに対してはどうでしょうか、殺意は消えるのでしょうか。
ドラゴンを倒した後、ランドンへの殺意をアラリックに諭されますが、ホープにしてもその辺はどうしようもない部分なのかもしれません。いずれはヴァンパイアとして覚醒するはずなので、その時のことを考えると、何とも末恐ろしい想像しかできません。
負け試合
へたに注目を集めたくないっていうアラリックの考えもわかりますが、人間相手に能力を使えば楽勝で勝てる(生物学的に見ても自分たちは人間よりも格上である)と思っているので、わざと負けるのは相当悔しいはずです。
結局試合には勝てませんでしたが、その反動もあってルールを破って人間の血を吸ってしまうケイレブなんていうのが出てくるわけです。とは言っても皆まだまだ子供なので、その辺の自制が完璧でないのも分かるといえば分かるのですが。