いよいよ6月11日からDisney+が日本でもスタートしました。
といっても、前からあるディズニーデラックスのアップグレードという形になっています。それから、気になるお値段は1ヶ月税込み770円。や、安い・・。
私はこの機会に入会したわけですが、ざっと中身を見渡して思ったことがあります。どのくらいのペースで作品をぶっこんでくるのかわからないのであれですが、下手をすると2,3ヶ月で一時用済みなってしまう可能性があるということです。見たいと思った作品がそう多くなかったんです。
で、そんなことを考えている間にも、毎日のように新着をぶっこんで来るのがネットフリックスですね。私のマイリストが大変なことになっていますが、その中から今回は
NETFLIX『スウィート・マグノリアス』season1#2「共同戦線」の感想です。
[quads id=2]NETFLIX『Sweet Magnolias』
カルがマディにロックオン
最近『グレイズ・アナトミー』も見てるのですが、出てきますねカルの人。あっちでは、いい男で好感が持てます。結婚式でエイプリルをジャクソンにかっさらわれてしまって、さらに立ち直って結婚して子供を授かったまでは良かったけど奥さんが亡くなってしまって。なんて可哀そうな人なんだと世間の同情を一心に受けているマシューですが、こっちのカルはちょっと違いますね。
タイラーは、ビルがよそに女を作って自分たち家族を捨てたことに怒りを感じています。そしてそれが原因で、野球にも勉強にも身が入らない状態が続いています。
カルは、そんなタイラーが心配だからと、ご両親と私、周りの大人でタイラーを支えていきましょう、なんて話をします。生徒思いの「ベスト・コーチ・オブ・ジ・イヤー」にでも選ばれそうな感じがします。
が
カルは、学校とジムで偶然を装って(本当に偶然かもしれませんが)2度もマディの前に現れています。更には、タイラーの試合の後の食事会でも、ケイティといるマディの席にズケズケとやってきます。
だれがどう見ても、カルはマディにロックオンしているわけで、これからカルがマディを口説き始めるのは当然の流れと読めますが、それにはちょっと一言申し上げたいことがあります。
カルは、タイラーの精神状態が良くないことも、その理由も解っています。だから大人たちでタイラーを支えてあげましょうと言ったんですよね。
それなのにマディにちょっかいをかけるということは、タイラーを更にダークサイドに陥れることにつながるのが分からないのでしょうか。タイラーをダシに使うつもりなんでしょうか。
マディはというと、ビルとの離婚協議(正式離婚はまだ)で心に傷を負い、またイライラが溜まっているなかで子育てに奮闘し、さらにスパの開業準備で大忙しなんです。
そんなマディの状況もカルは分かっているはずです。それでも、心のスキマお埋めします、のごとくマディに近づくカルは、教育者の風上にも置けないとんだもぐろだと思いませんか。
でもね
マディも、まんざらじゃない感じなんですよ。ええ、ほんと、あ~あ、ですよ。
ところで
やっぱりダナ・スーのアニーへの接し方があれですね。
理想的な母親って、どんなに忙しくしていても子供に話しかけられたら一旦手を止めて聞いてあげる、だと思うのですが、ダナ・スーはあまりそんな気はないようです。
そのくせアニーにレストランを手伝わせてますが、ちゃんと給料払ってるんですかね。
それに比べて、アニーの健気なことったらないです。タイラーのことが好きだけど、シーシーが鬱陶しいし告白する勇気もなく、遠目から視線を送ることしかできなかったり、もし母親がいなくなったら・・なんて不安を打ち明けて抱き着いたり。
そんなアニーは、ちょっと難しい役だと思いますが、(演技の上手い下手は別にして)女優デビューで勝ち取ったアナリース・ジャッジはたいしたものです。活舌がちょっと悪いですが。
そして、タイラーは常によそよそしい。こちらは演技だと思いたい。
ではまた。
配信:NETFLIX