『ふたりのトランジット』アレクサンドラ・ダダリオだけ9.0


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image:IMDb.com
  • 2017
  • アメリカ
  • 1時間28分
  • 配信:NETFLIX
  • 音声:英語・日本語
  • 字幕:英語・日本語
The Layover (2017) on IMDb

先生をしているケイト(アレクサンドラ・ダダリオ)と胡散臭い化粧品を売っているメグ(ケイト・アプトン)。日常がうまく行かない気晴らしに2人で旅行に出かけます。

乗った飛行機の座席は何故か2人の間がひとつ空席。そこに登場したのがイケメン消防士のライアン(マット・バー)。

ライアンに一目惚れしたケイトとメグは、なんとかライアンを自分のものにしようと、あの手この手で落としにかかります。

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アレクサンドラ・ダダリオ Alexandra Daddario/ケイト

1986年ニューヨーク生まれで、両親は弁護士。

「Blue Eyes of Medusa」と言われている彼女の瞳は、目が合ったら最後、人々が皆彼女の魅力に取り憑かれてしまうそうです。

女優としてのキャリアがスタートしたのは2002年。1970年から2011年まで続いたテレビシリーズ『All My Children』で43エピソードに出演しました。また映画デビューは2005年『イカとクジラ』。この映画は23の賞を受賞しました。ちなみに映画での役どころは、「可愛い女の子」でした。まあ最初ですからね。

初の主要キャストに就いたのは、2010年『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』でアナベス役でした。2013年の続編にも同役で出演しています。

その後2014年に、オバマ前大統領もわざわざ手配してまで見たと言われている『True Detective』での(上から下まで全部見せちゃってる)ヌードシーンが話題を呼びました。

「役を考えれば、あのシーンでヌードになる必要性をちゃんと理解できたわ」なんて言っていましたが、最近配られたガイドラインに照らし合わせてみた場合はどうだったのかが気になるところです。

ただ「この演技で自分は変わった」というように、以降(売れたかどうかは別にして)主要な役に就くことが多くなってきているのは事実です。

2016年『Baked in Brooklyn』『The Choice』、2018年『理想の男になる方法』『We Have Always Lived in the Castle』『サスペクト-薄氷の狂気-』、2019年『Lost Transmissions』『エマの秘密に恋したら…』『We Summon the Darkness』『Why Women Kill』すべて主役または準主役です。

また、今アメリカで一番稼げる筋肉を持つ男ドウェイン・ジョンソンとは3度共演。
2015年『カリフォルニア・ダウン』、2017年『ベイ・ウォッチ』、(予)『カリフォルニア・ダウン2』。

さらに2020年以降は、完成済みを含めて、すでに5本の映画が控えています。

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ケイト・アプトン Kate Upton/メグ

1992年アメリカミシガン州生まれの超モデル。

15才からモデルを始め数々の有名紙の表紙を飾っています。
また、馬術競技では5度の世界チャンピオン。
叔父はフレッド・アプトン下院議員。
夫は大リーガーのジャスティン・バーランダー。

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マット・バー Matt Barr/ライアン

1984年アメリカテキサス州生まれ


見どころはたった一つ

美女2人の体を張った演技。

地味な水着をハサミでチョキチョキして、超セクシー水着で登場するアレクサンドラ・ダダリオ。う○こまみれでトイレから脱出して発狂するアレクサンドラ・ダダリオ。なかなか激しいベッドシーンを披露するアレクサンドラ・ダダリオ。プールに飛び込んで顔面強打するケイト・アプトン。レストランで物を投げあってグチャグチャになる美女2人。

2人の性格はあまり良くない

(役の話ですよ)

ケイトとメグは、ルームシェアしている大親友という設定ですが、その親友度合いが分かりません。2人の関係性を示すエピソードがなく、始まってすぐ旅行に出て揉めだしてしまいます。

目の前で相手の悪口を言ったり、汚いトイレに閉じ込めたり、シャンパンに抗不安薬入れて飲ませようとしたり。

とても親友に対するものとは思えない攻撃の数々に、ドン引きした人もいるのではないでしょうか。

また、ライアン以外の人に対する態度が酷すぎます。特にメグのクレイグに対する態度は、チョップしたくなるぐらい酷いです。それを最後に悪かったとキスで済まそうなんて、いくら美人でも・・クレイグは嬉しそうでした。

いくら役といえども、ケイト・アプトンのイメージが悪くなるのが心配です。

ライアンをどうしたかったのか

旅行中に出会ったイケメンに、一目惚れするのはまあいいでしょう。そして、あの手この手で気を引こうとするのもわかります。

セクシーアピールしたり、ベタベタくっついたり。つまり状況としてはケイトとメグは、どちらが先にライアンとヤルかで競い合ってるんですね。

そしてケイトが勝った~となるはずが、実はメグともヤッていたという話。言わば、ひと夏のアバンチュール的で(自分だけではなかったにせよ)2人とも満足なんじゃないのと思うわけです。

しかし、どうやらそうでもなかったようで、ライアンが出席すると言っていた結婚式が実はライアン自身のものだったと知って、2人は騙されたー結婚式をぶち壊してやるーと会場に乗り込みます。

ということは、ケイトとメグは、ライアンを本気の恋愛対象として見ていたことになります。(ヤッたら本気になったという説も否定できませんが)

仮にそうだとしたら、はじめからアプローチの仕方が間違っています。美人でしかもそれなりの年なので、本気と遊びの使い分けはできるはずなので、あのアプローチに応じたライアンはむしろ正直者で、2人の望みに答えてあげたイイ奴です。(倫理的に見れば、婚約者がいるのに他の女とヤッたライアンはクズです)

また、遊び目的でライアンとヤッたなら、ライアンに婚約者がいたことでキレるのはおかしいです。一夜かぎりの相手に何を求めていたのでしょう。ライアンは倫理的にクズだから、成敗してやろうとでも思ったのでしょうか。(これは、どの口が言うか、ですね)

そして一番厄介なのが、遊びのつもりでヤッたら好きになっちゃったというパターン。ライアンにしてみれば、やりたそうな雰囲気を醸し出しながら近づいてきた2人とヤッただけなのに、結婚式をぶち壊されそうになるなんて、むしろライアンは被害者です。(倫理的に見れば、ライアンはクズです)

結局は、ライアンの結婚相手が鬼だったために、上から目線でライアンを哀れんだのでしょう。2人の怒りは静まって、そして仲直りとなりました。

微妙なロマコメ

10,000人以上が評価をつけて、IMDb4.7はかなりの駄作認定ですが、正直私は内容がどうのよりも、ただアレクサンドラ・ダダリオが見たかっただけなので、その点に関して言えば大満足でした。アレクサンドラ・ダダリオのファンサービス映画として見るなら9.0です。

ロマコメだと美男美女が定番ですが、美女はアレクサンドラ・ダダリオとケイト・アプトン。美女です。

対する美男は、マット・バー。美女2人の存在感が強すぎて、露出は多いのに影が薄いです。察するにただのイケメン枠だったようです。なにせポスターに名前すら載ってませんから。

コメディーの部分をいえば、対象年齢12才以下でしょうか。下品さで取りに来てますから。でも、ちびっこはあまりこのジャンルは見ませんよね。

だから美人にやらせれば面白いとでも思ったのでしょうが、たいして面白くもなく。それよりも、アレクサンドラ・ダダリオの「色気じゃなくてエロ気」と、ケイト・アプトンの性格の悪さ(あくまで役の話です)ばかりが目立ってしまっていました。ある意味2人は被害者です。

結論

アレクサンドラ・ダダリオのファンなら、ぜひ見てほしい映画。

そうじゃないなら、アレクサンドラ・ダダリオが体を張った演技をしているのを見て、ファンになるかもしれないので見てほしい映画。