『バトル・スカイ』


宇宙人やUFOが好きな人にとっては、たとえアマゾンの星が1つであろうと、そこに宇宙人やUFOが出るかぎり、見ずにはいられないんです。過去にUFOを目撃したことのある私も、当然何のためらいもなくダウンロードして鑑賞しました。

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image:IMDb.com, Inc.
  • 2018年
  • アメリカ
  • 配信:AmazonPrime
  • 時間:1時間37分
  • 音声:英語・日本語
  • 字幕:日本語
Fighting the Sky (2018) on IMDb ←!!!

世界中で奇妙な音が聞こえ始め、人々の不安が日々増大していく中、ロレイン(アンジェラ・コール)をリーダーとするUAEだかUSAだかBAUだかそんな名前の超常現象調査チームが真相を探ります。

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私の中では、アンジェラ!といえばアキ!です。

宇宙人とUFO

宇宙人の侵略もので真っ先に思い浮かぶのは、NETFLIX『ブライト』の制作費の半分近くがこの人のギャラだったと言われている、ウィル・スミス主演の『インディペンデンス・デイ』ですよね。

宇宙人の姿がグロかったのを覚えています。グロいといえば、地球を侵略しに来る宇宙人って大概見てくれがひどいものです。『プレデター』や『バトル・シップ』なんかでもそうですよね。

それに比べて、彼らが乗ってくる宇宙船(UFO)はデザインが洗練されていて、単純にかっこいいと思えるものばかりです。中には『メッセージ』の「ばかうけ型」宇宙船のように例外はありますが。

この手の作品では、実際は見たこともないであろう宇宙人やUFOを創造しなければならないので、視聴者は今回は一体どんなものが出てくるのだろうと胸を膨らませ、ここは製作者の腕の見せ所だと思うのですが、

今作『バトル・スカイ』で登場するのは、『V』からパクったような宇宙人と、『インディペンデンス・デイ』からパクったような円盤型UFOです。

どちらも至って普通なので一見残念に思えますが、今作では、ただのUFOに特殊な機能を加えたことでオリジナリティーを出すことに成功(?)しています。

それは、遮蔽技術というもので、『スター・トレック』に登場するロミュラン人が持っている技術です。簡単に言えば、船体を周りから見えなくするというものです。

謎の音の発信源であろう場所にたどり着いたアンジェラたちは、飛ばしたドローンがぶつかって遮蔽が解除されるまで、UFOの存在を確認することができませんでした。

そして、もう一つこの宇宙人が持っているであろう技術が、時間を移動するというものです。

突然空から降ってきたと言う人達が現れ、話を聞いてみると宇宙人にさらわれた、実は未来から来た、と証言していました。これに関しては、具体的なシーンがあったわけではないのですが、映画の最後は、そうなのだろうと思わせるシーンで終わっています。

全然戦ってないし

宇宙人は宇宙人で全然攻撃してきませんでしたね。これにはちょっと驚きました。でもある意味斬新です。

そんな宇宙人が何をしたかといえば、ちょっと地震ぽいのを起こしたのと、先生とバスを吸い上げたのと、個人的にちょっと首絞めたぐらいです。宇宙人と人類の戦いなんてありゃしません。

大多数の期待は「今日が世界の独立記念日だぁ!」的なものだったと思うので、蓋を開けてみれば裏切られ度100パーセントでしょうが、私はそれを50パーセントぐらいに抑えることができました。

温かい目で見ました

出演している役者たちは、殆どがまだ大したキャリアがあるわけでもなく、エキストラに毛が生えた程度なのでしょうが、少なくてもオーディションを受けて、監督やキャスティングディレクターの要求に答えられるだけの能力は持っているはずです。(日本のように、客寄せパンダ的にキャスティングされる俳優気取りとは訳が違います。)

残念だったのは、キャラクターの作り込みが甘かったことです。こんな生い立ちで、こんな性格で、この人とはどういう関係で・・・など、経験の浅い役者だと自分で補完するのも難しいでしょうし、できたとしても周りの共演者とそれを共有して一体感まで出すのは無理でしょう。

頑張っていたのでしょうが、それぞれの役を演じるので精一杯だったように思いました。

でも、どんなスーパースターでも下積み時代があって、基本叩き上げの世界なので、この出演者たちも将来どう化けるかわかりませんよね。

そう考えると、この映画を見ている私達は、彼らの長い役者人生のほんの一瞬を切り取って見ている、ということになります。

何年、何十年かたって、あの映画のときはあんなに下手っぴな演技しかできなかったのに、今じゃオスカー・・なんて、「俺か育てた」的な感情に浸れるときが来るかもしれません。

いったい私は何を言っているんだろう・・・

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