シーズン1

#9 悪夢との戦い/What Was Hope Doing in Your Dreams?

学校に壺を持ち帰ってきたのはいいのですが、その処分に困ってしまったアラリック。
当然化け物が襲ってくるのは目に見えているので、とりあえずホープが自分しか分からない所に隠してしまいます。

そして当然の如く現れた化け物さん。

今回の化け物は、夢の中に現れて怖い体験をさせてしまうというナイトハグ・・になりすましたオネイロス(ギリシャ神話に出てくる「夢の神」)です。因みにナイトハグの中の人と、オネイロスの中の人は別人で、オネイロスの人は今役含め4つの化け物を演じています。ガーゴイルの人は3つの化け物役でしたね。

ラファエルだけいい夢見た

ペトロもランドンもケイレブもアラリックさえも、夢の中で怖い思いをさせられますが、なぜかラファエルだけはホープに迫られるというとてもハッピーな夢を見ていました。そんなものを見たもんだから、ホープに対して妙によそよそしい態度をとったりして。

というか、ラファエルが見た夢はオネイロスの仕業ではなく、単にラファエルの願望が夢の中に現れたってだけのことですね。若いうちは、よくあることです。

敵が弱すぎ

夢の中で、ランドンがオネイロスに嘘の壺の在り処を教えて、ホープが待ち伏せして仕留めるという作戦。

飛びかかって馬乗りになって下から首を絞められながらも、アラリックが投げたボーガンの矢を目にぶっ刺して退治完了。

よ、弱すぎる・・

アクションというほどのものでもないし、魔法も使わなかったし・・個人的にはホープが魔法を繰り出す時のキュキュッとした手の動きが好きなんですけどね。

それでもってMGは「俺達で倒したな!」なんて、ただ寝てただけじゃね~。もうちょっと1話1話に盛り上がりがほしいところ。

#10 魔法の壺/There’s a World Where Your Dreams Came True

母キャロラインのところに行っていたリジーとジョージーが、予定よりも早く帰ってきました。アラリックに連絡がつかなかったために自力で帰ってきましたが、その鬱憤をホープにぶつけます。

そんな怒り心頭なリジーをターゲットにしたのが、今回の魔物、何でも願いを叶えてくれるジーニーことアブラーです。ジーニーの「あなたの願いはな~に~?」の問にリジーは「ホープが来なかったことにして!」と答えます。

リジーはホープのことが嫌い、というか猛烈な嫉妬心を抱いていますね。父アラリックとの距離が、自分たちよりもホープのほうが近いと感じているようです。

アラリックはホープの両親、クラウスとヘイリーとも付き合いが長いです。そしてホープのことを託されています。ホープがどんな人生を歩んできたかを知っているので、なおさらホープのことを守ってあげたい、そしてある意味では自分の娘のようにも思っているんですね。

ま、そんなことはリジーにとってはどうでもいい話のようですが。

ジーニーの願い

当然、壺を奪ってマリボアに届けることが目的なわけですが、このジーニーはちょっと面倒くさいタイプの魔物で、人の願いはいくらでも叶えることができますが、自分の願いは自分では叶えられないんです。

なので誰かに「ジーニーが壺をマリボアに届けられますように」って願ってもらわなきゃいけないんです。リジーは、そのターゲットにされたんですね。まあいくらリジーでもそこまでバカじゃないので、なんとか切り抜けられましたが、これがMGあたりだったらまた話は違ってきたのかも知れません。

しかしまあ、ちょっと面白くもなんともないエピソードが続きましたけど、視聴者の評価はそこそこ高いんですよね。主に高評価をつけているのはティーンですけど。

だんだんおっさんには辛くなってきていますが、ランドンの正体、そしてマリボアの秘密を知るまでは、見続けようと思います。

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