シーズン1
#7 死者との対話/Death Keeps Knocking on My Door
前回とっ捕まえたネクロマンサーは、地下に幽閉して尋問しますが何も吐きません。
それどころか、ネクロマンサーがいるおかげで死者が蘇ってきてしまいました。
誰も知らない
過去にナイフを狙ってきた魔物たちは、実際には存在しないと思われていたものばかりでした。ネクロマンサーは、自身の存在を皆に恐れられていて超有名人だと豪語しますが、やはりネクロマンサーも神話の本にその存在がちょこっと書かれているだけでした。
それらの存在が消し去られてしまった原因を、ホープは解き明かそうとネクロマンサー、MGに協力を求めます。
死んだはずのキャシー
ラファエルの前に現れたのは、事故で亡くなったはずのキャシーでした。そしてキャシーは、なぜ自分が死んだのかをラファエルに問い詰めます。それは、ラファエルが狼人間として覚醒するキッカケでもありました。
実はキャシーもまたジョゼットと同じパターンだったのですが、そういえばラファエルは知らなかったんですね。せめてアラリックが気づいていれば、その後の展開も変わっていたかも知れませんが。
あーあ、吸っちゃったよ
ということで、MGは自分の非力さを痛感してケイレブに「人間の血が吸いたい・・」と頼みました。しかし、吸ってるところをドリアンに見つかってしまいケイレブは説教を受けます。
1番殺人鬼になりやすいのはMGみたいなやつなんだぞーって!
ヴァンパイアにとって人間の血は麻薬みたいなものらしく、一度嵌ると抜け出せず吸血マッシーンになっちゃうようです。
なんでそんなにドリアンが怒ったかと言うと、ドリアンの家族はステファンに殺されていたんですね。ステファンは「ヴァンパイア・ダイアリーズ」でエレナが始めて出会ったヴァンパイアです。そして、キャロラインの亡き夫でもあるんですね。
過去作品との繋がりをちょっとしたところに持たせているのは、ニクい演出じゃないですか。
まんまとはめられた
あの、ネクロマンサーッ!ってやつは見た目とは裏腹にかなりの策士でした。ホープの心を上手く操り、そのすきにキャシーを使ってナイフを盗ませるという、完全にしてやられちゃったわけです。
また、キャシーからナイフを受け取って、魔法を使ってマリボアに送ったのはベネットの血筋の魔女だと言っていましたが、そのベネットの血筋というのは、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のエレナの親友の魔女ボニーの血筋でもあります。ここでもニクいことしてますねぇ。
そんな状況ですが、ただ一つ収穫がありましたね、そうマリボアの事です。過去に閉ざされてしまったマリボアは3つの鍵で再び開かれる。そして超自然的存在を飲み込んで消し去ってしまうという。
そんなものを復活させようとしているの、いったいどんな奴らなのでしょうか。トライアドです。
シーズンの本筋
ここでやっとこのシーズン1の本筋が見えてきました。
マリボアが復活すると、超自然的な存在を飲み込んで消滅させてしまう。なのでマリボアの復活を阻止しなければならないということ。
そしてマリボアの復活を阻止するために、それを復活させようとしている組織と戦わなければならないこと。
シーズン後半は、そのへんに重点が置かれて展開していくようです。