NETFLIX『栄光へのスピン』Season1


spinning-out-poster

image:IMDb.com,Inc.
  • Spinning Out
  • 2020年
  • アメリカ
  • NETFLIX(オリジナル)
  • 音声:英語・日本語・ポルトガル語
  • 字幕:英語・日本語・ポルトガル語・中国語・韓国語
  • 10エピソード
Spinning Out (2020) on IMDb

キャットは、ソロのフィギュアスケーターとして将来を有望視されていましたが、ある大会で転倒して頭に怪我を負ってしまいます。それがトラウマになってしまい選手としてのキャリアを終えようと考えていました。

しかしフィギュアスケートには関わっていたいので、コーチになる試験を受けることにします。

が結果、不合格。

悲嘆に暮れるキャットですが、そんな彼女にジャスティンのコーチをしているダーシャが声を掛けてきます。ジャスティンとペアを組んでみる気はないかと。

ジャスティンは、スケートの才能はあるが性格に問題があるので、キャットははじめ躊躇いました。しかし、ソロではトラウマからジャンプができず、試験に落ちてコーチにもなれずです。

ソロからペアへの転向はとても難しいことですが、もうこれしかないと心に決めたキャットはジャスティンとペアを組んで、第二のキャリアをスタートさせます。

[quads id=1]

Kaya-Scodelario-in-Spinning-Out

image:IMDb.com

キャット・ベイカー/カヤ・スコデラリオ Kaya Scodelario

スケートの才能は”本物”ですが、精神面で問題があります。実は双極性障害を患っていて、そのことを家族以外は知りません。普段はきちんと薬を飲んで平静を保っていますが、それでもたまに起こすイカれた行動は、病気のせいにはできません。

セリーナ・ベイカー/ウィロー・シールズ Willow Shields

キャットの異父妹。ソロのフィギュアスケーターとして活躍していますが、仲の悪い母と姉に挟まれて、日々ストレスが溜まっていきます。

キャロル・ベイカー/ジャニュアリー・ジョーンズ January Jones

キャット、セレーナの母親。自身もフィギュアスケーターでしたが、思いがけずキャットを妊娠してしまったためにスケートのキャリアを諦めました。キャロルもキャットと同じく双極性障害を患っていますが、こちらは薬を飲んだり飲まなかったりなので、情緒が安定せず問題ばかり起こします。

Evan-Roderick-in-Spinning-Out

image:IMDb.com

ジャスティン・デイヴィス/エヴァン・ロデリック Evan Roderick

性格は悪いですが、スケートは一流。しかしペアを組んでもなかなか長続きする相手と巡り合うことができません。ボンボンなので生活は超適当。

ジェームズ・デイヴィス/デヴィッド・ジェームズ・エリオット David James Elliott

ジャスティンの父親。大金持ち。ジャスティンのスケートは応援しているが、生活態度にはうんざりしている。

マンディ・デイヴィス/サラ・ライト Sarah Wright

ジェームズの再婚相手。妙にキャットに肩入れする。実は若い頃子供を生んでいるが、とりあえず内緒。

ダーシャ・フェドロヴァ/スヴェトラーナ・エフレモヴァ Svetlana Efremova

ジャスティンのコーチ。キャットは”持ってる”と考え、ジャスティンとペアを組ませようとする。若い頃、スケートを取るか彼女を取るかで、スケートを取って彼女とは疎遠に。

ミッチ・サンダース/ウィル・ケンプ Will Kemp

セリーナのコーチ。セリーナに性的にちょっかいを出してると勘違いしたキャットに詰められますが、ミッチがちょっかいを出そうと思っていたのは、母親のキャロル。

ジェン/アマンダ・ジョウ Amanda Zhou

キャットの親友。ジャスティンのことが好きだったが、それを知っているはずのキャットにジャスティンをかっさらわれる。

パーカー先生/チャーリー・ヒューソン Charlie Hewson

実は、クズ医者。

キャットのプライベートが結構ひどい

本気でスケートをやろうと思ったら、とてもお金がかかります。練習場所を確保したり、いいコーチをつけたり、キレイな衣装を用意したり・・。

でも、ベイカー家はお世辞にも裕福とは言えません。なのでキャットは、穴あきタイツで練習するし、車は超ボロ、当然練習後はバイトです。

疲れ果てて家に帰れば、双極性障害の母親キャロルと大喧嘩。とばっちりが妹セリーナにいかないように守ろうとしますが、実はキャット自身も双極性障害の持ち主。薬だけでは抑えきれない感情の浮き沈みがあります。

そんな時に心を落ち着かせる方法は、思いっきり腕を噛む。私も噛むのは好きですが、意味合いがちょっと違いますね。

キャットは恋愛面でもちょっとあれです。スケートやめるから、あなたに付いていくわ~なんて言って彼氏を喜ばせますが、当日になってやっぱ行かない。

バイトの同僚マーカスと付き合うも、親友ジェンが惚れているジャスティンとヤッちゃう。それでジェンからは絶交を言い渡されてしまいます。このへんはどうなんでしょう、病気のせいなんでしょうか。

キャロルの変化

双極性障害を患っていますが、あまり薬を飲もうとしません。そのために精神が安定せず、キャットと度々喧嘩になります。結果キャットは家を出てしまいます。

そんな家庭でストレスマックスなセリーナのコーチとして雇ったミッチと付き合うことになっちゃいますが、このミッチ、はじめキャットにロリコンクソ野郎だと思われてたんですよね。キャットの勘違いでよかったですよほんと。

そしてある時フッと思います、このままじゃだめだと。自ら病院に入り、そしてまともになった自分を娘たちに認めてもらおうとしますが、キャットは認めてくれません。

でもキャットだけでなく、周りの人たちも半信半疑なのでしょう。キャロルを雇ってくれたマンディも、ほぼ雑用しかやらせませんから。

そのマンディに認めてもらいたくて取った行動は、契約のために顧客と寝るという、賛否入り乱れるものでした。結果的にマンディに認められましたが、それは全く別の理由から。可哀相なミッチ。

完璧な人間なんかいない

病気や母親との関係で苦しむキャット。家庭環境からのストレスやクズ医者に弄ばれて傷つくセリーナ。父親に勘当されそうになるジャスティン。無理をしたせいでスケートのキャリアが終わったジェン。子供を生んでいたことを内緒にしていたマンディ。まともになった自分を認めてほしいキャロル。究極の選択をしたダーシャ。

これでもかというほど、人の暗い負の部分を見せられてゲンナリする人もいるかもしれませんが、逆にそれがリアルなんだと思わせてくれる部分でもあります。

家が裕福で心身共に健康で、何の不自由もなく生活して、イケてる恋人がいて友達が一杯いて、それでもってオリンピックでメダル取っちゃうような人。

そんな人間は、この世の中に1人もいやぁしないんです。

人間誰しもが何かしらの苦悩を抱え、いくつもの苦難を乗り越え、そして困難に立ち向かって行くんです。

そのへんがとてもリアルに描かれていて、また共感を呼ぶのだと思います。

実際に滑っているのは誰?

このドラマのスケートシーンがものすごく素晴らしくて感動すら覚えてしまいますが、まさかカヤ・スコデラリオが3回転ジャンプとかできるわけないですよね。

そもそも、キャット役はエマ・ロバーツだったわけですが、(よくある)スケジュールの都合でキャンセルになったため、カヤ・スコデラリオがキャスティングされました。

なので十分な練習ができなかったことでしょう。そこでちょっと調べてみました。

●キャットのダブル

ミッシェル・ロング・・カナダのフィギュアスケーター。2018四大陸選手権で15位。
エブリン・ウォルシュ・・カナダのペアスケーター。2018カナダ選手権で総合5位。リアルのスケートパートナーはジャスティンのダブルのトレント・ミショー。
エリザベス・パットナム・・カナダのフィギュアスケーター。2006四大陸フィギュアスケート選手権3位。

●ジャスティンのダブル

ディラン・モスコビッチ・・カナダの元ペアスケーター。2014ソチオリンピック団体銀メダル。
トレント・ミショー・・カナダのペアスケーター。

●セリーナのダブル
キム・デギゼ・レヴェイレ・・カナダのフィギュアスケーター。2015国内シニアで5位。

そりゃそうだ。

ちなみに、ゲイヴ役のジョニー・ウィアーはアメリカの元フィギュアスケーターで、2006トリノオリンピック5位、2010バンクーバーオリンピック6位。2008年世界選手権銅メダル。全米選手権三連覇。

シーズン2は?

現時点での更新・打ち切りのアナウンスはありません。