シーズン1

#2 未知なる影の谷/Through the Valley of Shadows

#2 あらすじ

サルヴァーレ号で突如酸素漏れが発生したことから、酸素を精製できる鉱物を探すことになる。やっとその鉱物を採取できる惑星を見つけたが、シャトルを操縦できるのはニコが殺してしまったイアンだった。

一方、地球ではサルヴァーレ号との交信が途絶えたことから、ニコ達が全滅したのではないかとの噂が流れはじめる。

#2 感想

操~縦~士ぃ~

やばいよやばいよ~惑星に降りるシャトルの操縦士がいないよ~だってニコが殺しちゃったんだも~ん。なんて騒いでいたのも束の間、冬眠カプセルから操縦士登場!なんだよ~ちゃんと補充要員も積んでたのかよ~だったらまた仲間割れして誰か死んじゃっても、大・丈・夫!

ニコはイアンを殺したことを、初めは”事故”だと言っていました。しかし私は知っています、ニコが後ろ蹴りしてイアンが丸焦げになった時、ニコは”キメ顔、キメポーズ”だったことを。

後にニコは、イアンを”殺すしかなかった”と(正直に)話しますが、その理由は反抗的な態度で私を殺そうとした、クルーとミッションを危険にさらす、というものでした。

まあ私は知っているので話しますが、ニコがイアンを殺したのは、単にイアンのことが気に食わなかったからで、殺した状況がたまたまああだっただけのことです。補充要員がいるのを知っているので、操縦士のイアンがいなくなっても、何も問題がないわけですから。

そもそも1番悪いのは、こんな奴らをクルーにした人間なんですけどね。大前提として地球の運命を左右するかも知れない超重要なミッションだということを分かっていないんです。

「これは命令よ!」なんて上から物を言うニコですが、全く船長の器じゃありません。どれだけ自分の判断に自信を持っているのか知りませんが、クルーに楯突かれてるようじゃだめなんです、意見の相違とかじゃなくて単純に嫌われているだけですから。

ミッションを遂行していく過程で、クルーたちの信頼を勝ち取っていく、という流れになるだろうことは分かりますが、一回救われただけで、じゃあ今度何かあった時に、自分の命を犠牲にしてでもニコを助けようと思うクルーがはたしているかどうか。

皆さんお分かりのように、命を預けられるほどの信頼関係というものは、一朝一夕で築けるものではないですからね。

バカ2人

良く分からない惑星の洞窟内で鉱物を掘っている最中に、”息できるんじゃね!?”とばかりに宇宙服のヘルメットシールドを開けてしまうバカ2人。地球の運命を背負っているプロのやることとは到底思えません。

この行為によって、変な病気に感染しているか、変な何かに寄生されているか、みたいな展開が薄ら見えるわけです。実際そのとおりになるので驚きもしませんが、終盤のペトラに異常が起こるシーンでは、彼女の(動きの)名演技が光りました。

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